東のエデン 一挙で見た

2009年、神山健治原作・脚本・監督

テレビ版から劇場版の1、2まで、一気に見た。

 

テレビ版は滝沢の正体がかなり謎だったり、ジョニー狩とかで緊迫感があって

1話1話があっという間だったんだけど、

劇場版はちょっとダレた感じ。

物部のヒールっぷりがもっと際立ってたら

もう少し盛り上がったのかなぁ。

 

人に「どんな話なの?」と聞かれたら

説明に困る、というのが正直な感想。

なんかふわっとして終わったので、

余計そうなのかも。

今の日本をとりまく「どうしようもない閉そく感」に対する

監督なりの問題提起、というところだろうか…。

 

 

あと、コメント流しながら見てたんだけど、

大杉に対してみんな辛辣でかわいそうだったww

まぁ、めんどくさい男ではあるけど、

個人的にはあそこまでがっつけるのがきっとうらやましいんだろうな、私。

咲が最近見たものの中で

わりと王道なヒロイン(ドジっ子、かわいい)で、

むしろこっちにイラッとした。

タクシーに荷物忘れるとか、「おい」みたいな。

自分、嫉妬乙www

 

あとなぜかメリーゴーランドが勝手に回りだすような、

現実的に説明のつかないシーンでイラッとした自分に驚き。

(誰もいないのになんでちゃんと回るの?みたいな)

何をそんなにムカついたのか自分でも謎。

 

かわいかったのはジュイスと豆柴。

電話を切る前のメッセージに個性が出始めてから面白い。

セリフだけなのに下手なキャラより感情移入できる。

(そういや、これはちょっとした発見だな…)

黒羽さんのジュイスが身代わりになるところで

涙ぐんでしまったよ。

 

以上、超雑感。

もう一度見たらまた発見がありそうな気がするけど、

長時間かけて見る価値があるかは謎。